事業概況

管理体制


安全保障貿易管理の強化

安全保障貿易管理面においては、輸出関係法令の遵守ならびに社内規定(コンプライアンス・プログラム)を厳正に適用するために、輸出管理室が全世界の拠点の輸出管理を統括しています。特に、当社社員が直接お客様を訪問し、使用用途確認や機械据付けを実施し、また、機械移転検知装置の導入により転用・無断再移転の防止に努めるとともに、教育面においては、社員のみならず海外販売店に対しても継続的に教育を確実に実施していきます。また、平成18年12月にスイスに初めての海外製造会社であるMORI SEIKI INTERNATIONAL SAを設立しましたことから、同社の輸出管理を輸出管理室が統括し、所在国輸出関係法令はもとより日本の輸出関連法令にも準拠した厳格な管理を行っていきます。

リスク管理システムとして内部統制システムの維持

内部統制システムの運用状況を充実させる為にモニタリング機能を強化し、下記の取り組みから内部統制の有効性を高めてまいります。

  • 財務報告については、本社24の業務プロセスのリスクコントロールが有効に働いているか、内部監査室によるモニタリングに加え各部署による自己チェック体制を構築いたします。また評価範囲に含まれる米国・独の現地法人につきましても同様の体制を構築いたします。
  • コンプライアンスについては、輸出管理、下請法、労働基準法等の重要な法令の遵守状況につき管理本部・内部監査室を中心にモニタリングを実施しコンプライアンス指針の浸透を図ります。
  • 会社としての統制環境を高めるためには、グローバルに森精機ルールの徹底を進めることが必要ですが、全海外現地法人に対する年1回の内部監査室による監査に加え今年度より月次で自己監査制度を導入する等、現地レベルでのルール遵守に対する意識の高揚に向けた施策を実施していきます。

第二次中期経営計画の推進

工作機械メーカーが、お客様に提供する最大の価値に「継続」があります。生産性が向上するマシンを永続的に開発し、製造し、そして、サポートし続け、結果としてグローバルワンへと進むことを誓いました。「Mori-568PLAN 」では、売上1,750億円(推定世界シェア5%)、売上原価率60%、月産生産体制800台という3年間の目標を、様変わりした為替や受注環境に「後押し」され、2年目でほぼ達成しました。本年度は、その「後押し」を除外した上での「Mori-568PLAN 」達成を目指します。「継続」する力は、受注や為替の動向という外部環境、その他様々なリスクへの対応力を高めることです。次期中期経営計画の立案においても、種々のリスクへの管理対応力を一層高い水準に引き上げていきます。

経営計画実現のための情報システム投資

中期経営計画の実現を目指し、下記の取り組みを進めています。

  • 受注活動を支援する“顧客情報管理システム”のグローバル展開
  • 受発注業務のさらなる効率化を目指し、ドイツSAP社パッケージをベースとした“販売管理システム”の グローバル展開
  • 好調な需要に対応するべく生産拡大を支援する“新生産管理システム”のグローバル展開
一方リスク管理の観点からは、下記の取り組みを行っています。
  • 当社の資産である開発・設計情報あるいはお客様からお預かりした重要な情報の外部への漏洩を防ぐべく情報セキュリティ管理の仕組みの導入
  • 内部統制システム構築の一環として、財務諸表作成に関わるITプロセスリスクに対応するIT統制の実現

 
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