事業概況

経理財務本部の取り組み


全世界一元的なグローバル会計システムの運営と人的・組織的強化を図り、より迅速かつ正確な情報の発信を行っていきます。 内ヶ崎守邦 取締役 経理財務本部 本部長

2006年度の活動レビュー

日本の本社及び国内子会社、また海外の現地法人の活発な企業活動の状況を、より早く、より正確に把握管理し、迅速で適格な経営判断を可能とすることを狙いとし、2006年4月から経理財務本部が発足しました。名古屋本社を全世界の森精機グループの核として、グローバル会計システムを本社・国内子会社・欧州で2006年4月より稼働し、2006年秋にはアジア・オセアニア地区の現地法人、2007年1月には米国においても稼働を開始し、全世界一元的なシステム運用を実現しました。独立の本部機能としたことにより、人的・組織的強化を図り、より迅速かつ正確な情報を発信できる体制が整いました。これにより、従来にも増してグローバルで機動的・効率的な資金の運用調達や営業活動支援、リスク管理の強化、国際税務への適切な対応、内部統制・法令順守の厳格化、情報開示の推進等が可能になりました。

グローバルに展開する会計ネットワーク

グローバルに展開する会計ネットワーク

今後の課題と目標

グローバルな企業活動を展開する森精機グループは、世界各国に多数の営業拠点を擁し、広く素早くお客様のご要望にお応えすべく積極的な営業活動を日夜推進しています。グローバル会計システムの稼働により、スピーディかつ信頼度の高い会計情報の入手・管理と実績データの把握・分析を行うことで、経営の迅速化・効率化に大きく貢献しております。このように国内のみならず、海外法人も含めたグループ全体を俯瞰したシステム整備を行ってまいりましたが、今年度は更に経営戦略を実現させるため、また経営情報の有効活用を図って更なる透明な経営を推進するため、当社グループ全体の制度会計連結、管理・予算会計連結システム導入に取り組んでまいります。これにより、経営戦略に直結した戦略的な企業経営システムを実現できると確信しております。中長期的には、成長のための継続的な設備投資、収益性と資本効率の向上、強固な財務基盤の維持を目指してまいります。また、将来の更なる成長のための積極的な設備投資と研究開発を可能とし、安定的な企業価値向上を実現できるようキャッシュフローを重視してまいります。さらに、当社の設計・生産技術・調達の各部門と一体となって、原価逓減を推進し、グループの総力を挙げて収益性を高め、企業体質の強化と効率性の向上に取り組んでまいります。経理財務本部は、引き続きリスク管理を始めとする内部統制の強化、ガバナンスや経営の透明性向上、グローバル会計導入になどによるグループ全体での経営効率化をより一層推進し、森精機グループの企業価値の更なる増進に努めてまいります。

日本版SOX法への対応

2006年6月に金融商品取引法(J-SOX法)が成立し、上場企業は2009年3月期より財務報告に係る内部統制の評価が義務化されました。当社は財務報告の信頼性の重要性を鑑み、法案成立に先立ち2005年10月より内部監査室に専担チームをつくり内部統制システムの構築を推進し、業務フローの文書化をはじめとする準備を着実に行っております。透明性の高い経営を行うためには、適切に業務が運用され、適切に問題が発見され、適切に是正されているという循環が絶え間なく有効に機能していることが最も重要であるといえます。今後とも当社グループは内部統制システム・リスク管理システムの更なる充実を推進してまいります。

 
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