![]() |
![]() |
株主の皆様には、ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。 平素は格別のご厚情を賜り、有難く厚くお礼申しあげます。 当社は、代表的な資本財である工作機械を製造し、世界に向けて広く供給を拡大しております。当社の工作機械をご利用いただくことで、生産効率の改善と品質・精度の向上をお客様にご提供できることは、大きな喜びでございます。 当社グループは、2005年度からの3ヵ年を実行期間とする中期経営計画 Mori-5(世界受注シェア5%の達成)では、重要顧客部の新設や、営業拠点網の拡充に取り組み、当期の連結売上高は目標を大きく上回る2,023億円を達成し、世界の市場規模を3兆5千億円とした場合、シェアは5.7%となりました。 次に、Mori-6(連結売上原価率60%の達成)では、設計段階での原価管理を緻密に行い、部品の内製化・共通化を図ることで材料費の削減を進めました。部品内製工場の新設・増設、また機械稼働率の上昇と作業時間の短縮に取り組み、当期の連結売上原価率は57.4%と目標を大きく上回ることができました。 三つ目の、Mori-8(月産800台生産体制の構築)では、3年間で総額270億円の設備投資とセル生産方式、オートキャンプ場方式に代表される生産改革を推進いたしました結果、2007年3月に、初めて月産800台以上を達成し、翌2008年3月には月間830台を超える生産を行うことができました。 今年度より、新しい中期経営計画「PQR555」がスタートいたします。「PQR555」は、2010年度までの3ヵ年を実行期間とし、「第一級のお客様」に対し、「第一級の製品」、「第一級のサービス」を「第一級の社員」が提供することで「グローバルワンを達成すること」をビジョンに掲げ、「成長の持続」「収益構造の強化」「グローバル経営品質の確立」の3つの目標に取り組みます。 成長の持続を実現するため、連結売上高を、日本工作機械工業会発表の工作機械受注総額に対するシェアにおいて、15%とすることを目指します。成熟した日米欧の市場で安定成長を図る一方、急速な成長を遂げているエマージング(新興)市場における成長率は年間25%を目標といたします。そのために、新しいテクニカルセンタの開設、生産能力の増強、大型新機種の投入をいたします。 また、さらなる収益構造の強化を図るため、製造原価・販売管理費の低減を追求し、連結売上原価率55%、販売管理費率25%の達成を目指します。 グローバル経営品質の確立に向けて、優秀な従業員(People)の採用および社員教育に一段と注力し、グローバルに通用する人材を育成します。品質(Quality)につきましても、高精度・高効率な加工を追求するため、全機種において具体的な精度目標を設定し、お客様満足度の向上を図ります。また、リスク管理(Risk Management)においては、法令遵守の徹底、安全衛生活動の強化、安全保障貿易管理の強化、マネジメントシステムおよび財務報告に係る内部統制の運用を徹底いたします。 利益配分については、基本的には将来の事業計画、業績、財務状況などを総合的に考慮し、コアとなる新製品や新技術を中心とした開発投資および生産設備の充実などを重視し、市場競争力を強化していくことを優先いたします。第60期の配当金は、当社の業績と経済情勢とを勘案し、中間配当25円とあわせまして、通期50円の配当とさせていただきました。第61期となる今期も通期50円の配当を継続する予定です。 今後とも、さらなる業績拡大へ邁進する所存でございます。株主の皆様におかれましては、引き続き変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申しあげます。 2008年7月 取締役社長 森 雅彦
|
取締役社長 工学博士 |
| ページトップへ |
| Copyright ©2008 MORI SEIKI CO., LTD. All rights reserved. |