ニュース/森精機トピック

ニュースレター| Vol. 7 No. 4 October 2002
お客様と利益向上をともに考える4日間。
次世代マシニングセンタ第2弾、NH5000新製品発表会を開催。
9月18日から21日にかけて、森精機では伊賀工場ショールームにおいて、横形マシニングセンタNH5000の新製品発表会を開催しました。
立形マシニングセンタNV5000に続く単独機種での発表会にもかかわらず、多くのお客様に足を運んでいただき、その高い効率性と加工精度を実際に確かめていただけました。

森精機が新たな時代のスタンダードとして、2002年3月に発売した立形マシニングセンタ、NV5000。世界的に投資意欲が減退している経済環境にもかかわらず、おかげさまで今なお受注台数を延ばし続けています。この予想以上の成功は、基本性能はもとより作業性や保守性、サービスや価格など、お客様のニーズをトータルに機械に反映できた森精機の総合力の象徴だと言えます。

そして、このたび次世代マシンの第2弾として市場に投入するのが、横形マシニングセンタNH5000です。伊賀工場ショールームで開催した今回の新製品発表会では、「お客様と利益向上をともに考える4日間」というテーマのもと、その高い生産性をアピールできる内容としました。現在、変種変量生産への迅速なシフトが迫られている部品加工の現場では、省力化を推進できる横形マシニングセンタが主流となっています。そうした中で、森精機では横形マシニングセンタの決定版となる機械を目指し、生産現場の主力機と成りうる高い信頼性を追求しました。

開発にあたっては、お客様の利益を生み出す生産財としての基本に立ち返り、機械の稼働率を最も重視。そのために、世界初となるトリプルトラフ構造を採用し、従来比で約1.5倍の切りくず排出能力を実現しています。また、万一の際の機械修復時間(MTTR)を短縮できるよう、部品の点数や配置方法に工夫を施しました。その結果、修理やメンテナンスにかかる平均時間は5割程度の短縮が可能となり、森精機マシンの中でも最も保守性の高い機械に仕上がりました。こうした取り組みにより、システム機として長時間連続無人運転を行うための信頼性を確保。結果、機械がフル稼働する時間を従来比で約2割長くしています。また加工精度においても、象限突起補正機能の搭載、万全の熱変位対策を行っています。開発段階では、自動車メーカー様の意見を豊富に取り入れながら、NV5000の開発において確立したデジタルデザインや非切削時間の短縮、環境問題やITへの取り組みなど、次世代マシンとしての新コンセプトを継承しています。

当日は多彩な加工実演を実施。
階段教室で行われたセミナー。
NH5000新製品発表会。

会場では、主軸回転速度と切削送りの高速性、重切削、切りくず処理能力など、機械の特長がそれぞれわかるデモンストレーションを4台のNH5000で行って実際の加工能力を見て頂くとともに、関連部署によるセミナーやDVDでのプレゼンテーションを実施しました。

新製品のVEGA™ Milling Edition。 安心パッケージブース。

そして今回の発表会の大きな特徴は、利益向上を実現するための要素であるM・S・A(マシン・ソフトウェア・アプリケーション)を総合的に見ていただけるようにした点です。ソフトウェアにおいては、NH5000の性能を引き出す新製品のマシニングセンタ用CAMソフトウェア「VEGA™Milling Edition」を初披露。プログラム時間を圧倒的に短縮することが可能となり、リードタイム短縮という面で多くのお客様に興味をお持ちいただけました。また、アプリケーションという面では、森精機治具研究所による治具を展示するなど、弊社のトータルエンジニアリング力をお客様にアピールできました。

むき出しのベッドも展示。
会場では、工夫を凝らした治具も展示。

販売面において注目が集まったのが、機械の導入をバックアップするパッケージプラン「安心パッケージ」です。NV5000でも、その画期的な手法が新聞などで話題を呼びましたが、NH5000においても専用のプランを当発表会でお披露目しました。「とくとく分割払い」や「らくらくメンテナンスリース」をはじめ、横形マシニングセンタならではの「イケールプラン」や「治具プラン」など8つのプランをご用意し、お客様の選択肢を増やしています。会場では、協力先であるリース会社や治工具メーカー担当者の話を熱心に聴き入るお客様が多く見受けられました。

開発から販売まで、森精機のモノづくりにおける新しいコンセプトをさらに進化させた横形マシニングセンタNH5000。その真価が問われるのはこれからですが、当機は今後の弊社の工作機械ビジネスにおいて重要なカギを握る機械と言えるでしょう。

多くの新製品をリリースするJIMTOFに先駆けて、今年はNV5000、NH5000の両機を先にお客様にお披露目でき、一層期待感を持っていただけると思います。これからも、新しい森精機に、乞うご期待ください。




 

IMTS2002
9月4日〜11日 (シカゴ)

テロからちょうど一年後の開催となったIMTSは、米国産業が復調のきっかけを模索する場となりました。機械の使いやすさと効率化が関心の的となる中で、森精機ブースのメイン出展機であるNH5000は、大きな注目を浴びました。

新製品発表会
9月23日〜26日
(シュツットガルトテクニカルセンタ)


EU諸国の中でも初めてNH5000を披露する場となったドイツ・森精機シュツットガルトテクニカルセンタの新製品発表会。競合メーカーが多い同国ですが、前評判をもとに幅広い業種のお客様が当機の性能を確かめに来られました。



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