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2003年は森精機にとって、DCG理論に基づいた革新的なマシニングセンタを世に送り出した年であり、技術面で大きなターニングポイントともなる年でした。そして2004年は、その技術を複合加工機へと展開していく年となります。そのためには、新技術によるメリットをお客様にご提供していくだけでなく、ベースとなる品質面を今以上に高め、総合的にご満足いただける機械としてお届けする必要があります。 |
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| ところで、工作機械にとって「品質」とは何をもって品質と言うのでしょうか。ひと昔前までは、「故障しないこと」という答えで正解でした。しかし最近ではトータルクオリティと呼ばれるように、機能・性能・価格・納期・環境対応など、すべてを含むものとなっています。まさにお客様の要求すべてが品質であり、使って良かったという感動を与えられるかどうかも品質の指標となります。またお客様の品質要求は、製品だけではなくサービスや情報の質にまで広がり、これらの成果物を生み出す「プロセスの質」にまで認識が高まっています。森精機では製造現場のショールーム化を推進していますが、お客様に工場を見学していただく理由はここにあるのです。 例えば自動車を購入する場合、デザイン(感動)、乗り心地や操作性(機能)、トルク・燃費あるいは頑丈さ(性能)、コスト(価格)、安全性などを確認されると思います。購入後、満足すれば次も同じメーカーを選択されることでしょう。品質は、すべて「顧客視点」で評価されています。その点、森精機は、お客様の望まれる品質のさらに上を実現することを目指して企業活動に取り組んでいきたいと考えます。 このような品質向上の考えのもと、昨年の11月に社長直轄の組織として設置したのが、品質保証部です。これまでは品質保証グループとして開発・製造本部技術ビジネスユニットの中にあり、ISO9001取得の推進や品質システムの構築を行ってきました。また製品検査を一元管理し、100時間ランニング運転を徹底することで製造品質の向上に努めると共に、品質工学の導入を行いロバスト性の高い設計手法を展開・推進してきました。これらによって品質システムは既に完成していますので、新組織では仕組みの運用を強力にマネジメントしていくことに重点を置いて取り組んでいきます。当然、組織改革は手段に過ぎませんので、慣習にとらわれることなく、社員全員の品質意識を改革し、いかにして品質を完璧なものにしていくかを一人ひとりが考える集団となるように、プロセス重視で進めていく所存です。品質保証部では、以下のマネジメントを進めていきます。 |
| 1. 完璧な設計品質 |
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試作機の製作について
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| 2. 完璧な製造品質 |
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| 4. 完璧な顧客満足度の追求 |
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お客様の要求が、品質への要求であると判断していますので、もしも各部からお客様へ不具合見解等で出張者が出る際には、品質保証部の担当者も同行し、お客様が何を不満に思われ、何を望んでおられるのかを把握し、社内展開を図っていきます。 |
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| 「私たちは、独創的で、精度良く、頑丈で、故障しない機械を最善のサービスとコストで顧客に供給することを通して、旋盤、マシニングセンタ、複合加工機、研削盤で、グローバルワンを目指す」。これは、森精機の経営理念の第一項です。ここで謳われているのは、まさにトータルクオリティの追求に他なりません。世界中のお客様から「森精機の機械なら安心できる」「使ってよかった」「儲けさせてもらった」とおっしゃっていただける会社となるよう、全社員が製品とサービスの品質を追求していきます。
今年は新たなCNC旋盤シリーズと複合加工機シリーズを発表する予定です。これらの機械を通して、圧倒的な品質をお客様にお届けできることと社員一同が確信しています。2004年の森精機にも厚いご期待をお寄せ賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 |
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