| ニュースレター| Vol. 9 No. 3 November 2004 |
NLシリーズとDCG™シリーズ、
森精機の主力製品が、相次いで受賞。 |
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このたび森精機は、「第34回機械工業デザイン賞 日本工作機械工業会賞」と「第24回精密工学会技術賞」を受賞しました。対象製品は、前者が高剛性・高精度CNC旋盤NLシリーズ、後者が重心駆動を採用した高精度マシニングセンタDCG™シリーズです。現在の森精機を代表する二大ラインアップに、また新たな評価が加わりました。
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NLシリーズが「第34回機械工業デザイン賞
日本工作機械工業会賞」を受賞 NL2000SMC/500 日刊工業新聞社主催、経済産業省後援の機械工業デザイン賞は、工業デザインとしての優れた造形を備えるとともに、独創的な技術や機能、また社会性や経済性を満たした製品に対して贈られる賞です。NLシリーズが受賞したのは、その中でも特に優れた工作機械に贈られる「日本工作機械工業会賞」。第32回の立形マシニングセンタNV5000、第33回の横形マシニングセンタNH5000(共に特別賞を受賞)に続く連続受賞となりました。 贈賞式は7月29日に東京・飯田橋のホテルグランドパレスで開催され、社長の森が出席しました。 NLシリーズの開発にあたっては、刃先剛性を確保し、切削性能を最大限に引きだすことが第一の目標となりました。切削を基本から見直し、ワークと刃先の関係から設計に着手。刃先振動の抑制や熱遮断構造による悪影響の排除などにより、安定した連続加工精度を確保し、旋盤の基本である旋削能力を飛躍的に高めました。 その他にも、走行軸200 m/minの高速ローダ、MAPPS IIにより高度化したオペレーティングシステム、精度感・格調感を創出したキュービックタイプの造形など、性能・操作性・造形全てにおける完成度が、総合デザインとしての高い評価に結びつきました。日刊工業新聞の紙上においても「リーディングカンパニーとしての姿勢が表明された仕上がり」とのコメントを頂戴しています。NL部を中心に全社を挙げたチームワークが掴み取った価値ある受賞でした。 |
![]() 社長の森(上)と 受賞者集合写真(下)。 ![]() ビルトインモータ・タレット。 ![]() 優れたミーリング、タッピングを実現。 |
![]() 写真上:森精機に贈られた賞状と盾。写真下:贈賞式に出席した重心駆動マシニングセンタの開発代表者一同。(前列右から2人目が常務の平本、前列左から2人目が杉本、後列左より、安松谷、高井、松井) |
重心駆動のマシニングセンタが
社団法人精密工学会が主催する「精密工学会技術賞」は、精密工学の領域で創造的業績を挙げた技術者に対して毎年3件以内の研究・開発に贈られる権威ある賞です。今回の受賞テーマは「重心駆動を採用した高精度マシニングセンタの開発」。重心駆動はこれからの森精機を左右するコア技術と言っても過言ではなく、それが学会で認められたことは当社にとっても大きな意味があります。
「第24回精密工学会技術賞」を受賞 第24回精密工学会技術賞の授賞式は9月16日に島根大学で開催された精密工学会秋季大会において行われ、常務の平元をはじめとした5名の開発メンバーが出席しました。他の受賞企業は、「マイクロマシニング技術を用いた超小型光学式距離センサ」を開発した三菱電機株式会社と、「位相シフトDPP(差動プッシュプル)法を用いた光ディスク用ラジアルトラッキングサーボ技術」を開発したシャープ株式会社でした。 |
![]() NV4000 DCG(左)とNH4000 DCG(右)の構造体。 重心駆動(DCG™)は、2003年にNV4000 DCG・NH4000 DCGに採用されて以来、森精機独自の技術として新機種に採用されています。その機構的な特徴は、2本のボールねじによって移動する構造物の重心を押す点です。これにより、工作機械の宿敵ともいえる振動を抑制し、加工時間の短縮・真円度の向上・加工面品位の改善・工具寿命の延長など数々のメリットをもたらします。それまで「構造物の重心を押す」という重心駆動の原理は機械に関わる技術者なら誰でも知っている話でしたが、工作機械の重心には主軸やテーブルがありボールねじを配置できないため、これまでどの企業でも実現には至りませんでした。重心駆動の実現は、技術面、コスト面双方の課題に対して、開発者をはじめ社内が一丸となって解決した賜です。 11月に開催されるJIMTOF 2004では、NH8000 DCG、NV1500 DCG(参考出品機)、NX2000 DCG(参考出品機)と、新たな重心駆動マシンをお客様にお披露目します。その晴舞台に向けても、大きな弾みとなる受賞でした。 新製品が数多くリリースされる製造業において、このように森精機の工作機械が高い評価を得ることができたのも、お客様からの根強いご支持があってこそだと考えます。今回の受賞を励みに、これからも一層お客様にとって投資効果の高い機械を生み出し続けていきたいと考える次第です。 DCG™: Driven at the Center of Gravity(重心駆動) |
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