
工作機械を取り巻く市場環境が世界規模で活況に沸くなか、11月1日から8日間、東京ビッグサイトにて「第23回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2006)」が開催されました。森精機は、546社ある出展企業中最大の270小間を確保。おかげさまで森精機ブースへの累計訪問者数も前回の実績を大きく上回ることができました。特に連休中の森精機ブースは終日お客様の波が途切れることなく、商談においても極めて具体的なお話を多く頂戴いたしました。


多くの注目を浴びたNMV5000 DCGによる5軸加工

満員の弊社ワークショップ
出展機の中でも、特に熱い注目を浴びた機械が、2台出展した5軸マシニングセンタNMV5000 DCGです。部品加工のお客様が5軸機を活用されるケースが増えてきたこともあり、予想以上の引き合いをいただきました。一方、高精度・高効率複合加工機NTシリーズにおいては、3次元干渉チェック機能のデモンストレーションに注目が集まりました。
また参考出品機として強烈なインパクトを与えたのが、3基のビルトインモータ・タレット™を搭載したNZ2000 T3Y3です。3基の刃物台を最大限に活かした加工は、新時代の量産加工をご提案できたと考えます。さらに11月3日には「昨今の5軸加工機とその加工事例について」というタイトルでワークショップを開催。
定員の120名をオーバーして立見のお客様が出るなど、5軸加工への関心の高さが伺えました。

各社とも最新鋭の機械が出揃うなかで、森精機の機械を特別なものにしているのが、独自の技術群です。
今や多くのラインアップに採用されている「重心駆動」、駆動系の高速化に貢献する「DD方式モータ」、究極の刃物台「ビルトインモータ・タレット™」。これらお馴染みの技術に加えて、今回お披露目したのが、熱変位抑制機能「STC(スマートサーマルコントロール)」や異形ワーク旋削による回転ブレを抑える「アダプティブバランサ」、CCDカメラで実物ワークと同等のデジタルモデルを作成できる「OMNI-VISION」などです。製造業の進化を支える技術が、さらに増えたことになります。


お値打ち価格と信頼性ある機構が好評となり、すでに多くのお客様に引き合いをいただいているDuraシリーズ。今回のJIMTOF会場では、すでに立形マシニングセンタDuraVerticalやCNC旋盤DuraTurnをご購入されて現在納品待ちというお客様が、大きな期待を持って実機を見に来られるパターンが多かったようです。ご感想としては、各機構の速さを賞賛される声が多く挙がりました。特にDuraシリーズは、海外のお客様が頻繁に見学に来られていたのが特徴的でした。
世界同時好況のなかで開催された技術の祭典、JIMTOF2006。お客様には現在の森精機の技術の粋を存分にご堪能いただいたと同時に、弊社としても多くのお客様との対話を通して、沢山の活力をいただくことができました。また今回は学生の来場者が多く、未来の担い手たちに工作機械を知っていただく大きなチャンスとなりました。この見本市が、さらなる業界の活性化につながればと考えます。
あらためて、ご来場いただいた多くの方々に心より御礼申し上げます。


NMV5000 DCG

DuraVertical 5060

NZ2000 T3Y3

NT4250 DCG/1500SZ

新製品の展示に加えて、多くの来場者の足を止めたのが
「第3回切削加工ドリームコンテスト」の作品展示です。高度な作品を目にして圧倒されるお客様、加工方法を推測しあうお客様など、ショーケースの周りには様々なお客様で溢れました。
11月2日にJIMTOF会場にて執り行った表彰式では、多数の受賞企業の皆さまにご列席賜りました。社長の森による挨拶にて、来年は当コンテストを欧州のEMO会場で行う予定であることを発表。
「ドリームコンテスト」は、今後、よりグローバルなイベントへ進化してまいります。
「第3回切削加工ドリームコンテスト」受賞作品